啓蒙思想をたずねて —フランス 1778年=1978年 『哲学と現代』第4号  1979
プラタナスの木陰で —パリの大学・フランスの学芸 『哲学と現代』第6号  1982
ヨーロッパの学界とルソー=ヴォルテール没後200年 『教育学研究』第45巻第4号  1978
エルヴェシウスー知られざる哲学者への旅路  松島鈞編 『現代に生きる教育思想』  1981
ソルボンヌ 1979-1980年 『教育哲学研究』第43号  1981
ヨーロッパの学界とディドロ歿後200年 『日本18世紀学会年報』第1号  1986
ジュネーヴから日本の友へ —史料探索の哀歓 『日本教育史研究』第2号  1983
弾圧した側の記録 —パリから日本の友へ 『日本教育史往来』No.51   1988
 オンタリオ湖のほとり トロント大学の夏  愛教大教職員組合ニュース  2000

関東大震災      102周年
リスボン大地震    270周年
東日本大震災      14周年
能登半島地震     1周年

  

 ながや ひでお 永冶日出雄  

  開設 2012/06/28   更新 2025/05/20













 第一巻  エルヴェシウス研究 pdf
   
 第二巻  フランス啓蒙思想研究 pdf    
 第三巻  教育思想史研究 pdf    
 第四巻  比較映画史研究 pdf    
 第五巻  史録リスボン大地震 pdf
   
 第六巻  関東大震災余譚 その一 pdf    
 第七巻  関東大震災余譚 その二 pdf    
 第八巻  紀行・随筆 pdf    

「この年11月に人類が体験した地震は規模の大きさに
よって後世のあらゆる世紀に想起されるであろう。
なぜなら、その影響は遺憾にもきわめて多くの地域に
及び、アジアのみが免れたからである。多くの悲惨な
事実が念頭に浮かび、それらの膨大さ、多様さ、深刻さ
が仔細に語るのを私に躊躇させる。だが、災厄の一端を
語るだけでも、巨大な全貌を知る手掛りになるかもしれ
ない。」
     モレイラ・デ・メンドンサ著 
『世界地震通史ーリスボン大地震』 リスボン、1758年 

HOMEPAGE 

『永冶日出雄著作集』

LINK

大正十年松方幸次郎はパリ近郊のアトリエに
81歳のモネを訪ね、手放し難い作品16点を
購入した。これらを収めるべく構想した
「共栄美術館」は、画壇の重鎮黒田清輝の
支援にも拘わらず、震災復興の国策により
画餅とへ帰し、昭和34年「西洋美術館」の
建設まで持ち越される。


八十歳を超えながら実業界の大御所として社会事業にに尽力し、関東大震災の救済・復興に参画する渋沢。

まずは ここからご瞥見ください。
LINK 『 図説 リスボン大地震通覧 』
ttp://hnagaya.net/top.html

紀 行 ・ 随 想

カルチェ・ラタンの熱気 —〈哲学者たち〉の若き日  1982
ジュネーヴの夏祭り —文化と民族への出会い  1989
フランス国立図書館で  1991
インド映画に惹き寄せられて  1998
シネマ探索 世界への旅 —現代の映画と学生の関心  1997
パリ映画探索 1997年盛夏 —例会報告その後  1997
研究者登録 ReadResearch

図説 松方コレクション秘話
   ―モネ、ブラングイン、黒田清輝

『永冶日出雄著作集』

比較研究 (関東大震災1923年=リスボン大地震1755年)
 

知己の方も未知の方もメールをお寄せください。

http://hnagaya.net/index.html

EMAIL

松方コレクション収蔵のため構想された「共栄美術館」
  (画家フランク・ブラングィンによる俯瞰図)

LINK

小山内薫

関東大震災  被災・救援・復興の証言

 ー渋沢栄一、周囲の群像、政治・産業・芸術の中枢ー

1

  渋沢栄一と関東大震災

LINK

身辺近況

ホームページの刷新

      〈物語〉関東大震災の復興と築地小劇場の興起」 pdf I+ pdf II
       ー小山内薫、土方与志、山本安英、東山千栄子ー

 頁数  更新
 第一節 新劇の勃興と震災前夜の新劇人  その一 pdf  27  250518
 第二節 新劇の勃興と震災前夜の新劇人  その二 pdf  20  250502
 第三節 大震災による新劇人の衝撃と覚醒 その一  pdf  31
 250502
 第四節 大震災による新劇人の衝撃と覚醒 その二  pdf  28
 250502
 第五節 震災からの復興と築地小劇場への準備 pdf  27  240502
 第六節 築地小劇場の創業と杮落し『海戦』 pdf
 25   250502
 第七節 『夜の宿』と小山内薫(第十三回公演)pdf  13  250518

 
 

2011年東日本大震災を契機に歴史地震の研究に手を染め、リスボン大地震から遙かなる
迷走を続けています。関東大震災に関する探索の震災からの復興に入り、本年2月からは
「小山内薫や東山千栄子など新劇人の衝撃と築地小劇場の興起」をテーマとしています。
おなじく「産業革命先端への震災直撃と紡績女工の被災記録」も綴りました。
 60年間重ねた論稿をネット上の『著作集』として纏めました。
 遅々たるささやかな歩みをご瞥見頂けば幸いです。

富士紡川崎工場で働く沖縄出身の女工団

 『桜の園』における
東山千栄子と山本安英

  『新夫婦』における千田是也、田村秋子

LINK

    クロード・モネ「舟遊び」 
  松方コレクション(国立西洋美術館)

LINK
図説 黒田清輝と関東大震災
第五章  九月五日 財団法人協調会への救済要請 20  
第六章  九月六日 震災救援事務局と後藤新平の采配 14  
補説第五 渋沢家系の震災記録ー渋沢元治および石黒忠悳       
第七章  九月七日 遷都論への対処と埼玉救護団の始動 19  23/06/12
           第二部 組織的な救援事業ー大震災善後会    
第八章  九月八日 貴衆両院からの協力と在日外国人への支援  16  
第九章  九月九日 救済機構への協議と天誅論の吐露 20  23/08/27
第十章   九月十日 有力実業家の善後会準備 14  23/08/21
第十一章  九月十一日 大震災善後会の成立と運営 13  23/08/13
補説第六 傷病者・産婦・高齢者の被災証言ー臨時診療所の調書    24/02/06
第十二章  九月十二日 遷都論の阻止と詔勅の渙発  14  23/09/01
第十三章 九月十三日 大震災善後会の被災地視察
15  23/12/14
補説第七 黒田清輝と関東大震災
33 24/02/06 
特論第一 産業革命先端への震災直撃ー実業家和田豊治と富士紡績会社 50 24/10/31
特論第二 紡績工場の労資と女工の被災記録ー産業革命先端への震災直撃 続 170 25/02/17
第十四章 九月十六日 帝都復興審議会への参与    
第十五章 九月十九日 帝都復興審議会の論議    

リスボン大地震1755年 
緊急政策を推進する宰相ポンバル侯爵


  巨大地震の発生 
1755年リスボン市街地

〈物語〉産業革命先端への震災直撃と紡績女工の被災記録ー富士紡績会社を中心に  頁数  更新月日
 第一章 富士紡績会社の発展と震災 pdf
   240505
    第一節 日本の産業革命と富士紡績会社の発展
 51  240505
    第二節 富士紡績諸工場の震災直撃    
    第三節 和田豊治の救済・復興活動    
 第二章 紡績工場の労資と女工の被災記録 pdf  172  240505
    第一節 労働運動の進展と紡績産業の女工ー大震災の前夜 その一    
    第二節 富士紡押上工場の争議と労資協調の歩みー大震災の前夜 その二    
    第三節 機械制工場の被災と労働運動への弾圧ー本所、亀戸、吾嬬    
    第四節 富士紡女工の被災証言ー川崎、保土ケ谷、小山    
    第五節 震災後の紡績工場と女工就労の意義    

〈物語〉産業革命先端への震災直撃と紡績女工の被災記録

〈物語〉関東大震災の復興と築地小劇場の興起
     
ー小山内薫、土方与志、山本安英、東山千栄子

         関東大震災 被災・救援・復興の証言
      ー 渋沢栄一、周辺の群像、財界・政界の中枢ー
 頁数  更新(未完)
              第一部 大震災の勃発と救援活動の開始    
第一章  九月一日 日本橋兜町の激震と渋沢栄一の被災 39  23/08/21
補説第一 金融界中枢の火災ー第一銀行と日本銀行の防衛 22  
第二章  九月二日 飛鳥山での避難と危機管理の提起 17  
補説第二 渋沢関連企業と大震火災ー帝国ホテルと渋沢倉庫 27  (23/08/20)
第三章  九月三日 地元避難民への支援活動と海外からの見舞 24  23/10/26
補説第三 政局への震撼と救済・復興内閣の成立 24  
第四章  九月四日 救済政策の開始ー渋沢栄一と後藤新平の連携 14  
補説第四 大震災における皇室の対応と施策 14  24/02/07

兜町の渋沢栄一邸=渋沢事務所、憲法発布の前年に竣工。.
激震に襲われた渋沢は、秘書に支えられて脱出し、まもなく
建物は延焼により壊滅した。

有力実業家と貴衆議員代表が連携する大震災善後会。
組織的な資金援助を訴える発起人渋沢栄一とこれを
補佐する富士紡社長和田豊吉

関東大震災 1923年 神田・日本橋付近全景

  海洋帝国の首都 リスボン 1755年大地震・大火災で壊滅

リスボン大地震に伴う津波の規模
図中の数値は各地への到達時間

最新の紡織機を輸入した富士紡川崎工場の作業所

麗峰を望む富士紡小山工場 静岡県小山町

テェージョ河畔の高台、サンタ・カテリーナ広場に避難した被災者たち
ジョアン・クラマ 1760年制作 リスボン国立古美術館所蔵

  リスボン大地震 1755年ー近代ヨーロッパの社会的震撼ー

鉄管へ避難した小山工場の女工たち 関東大震災