EAST JAPAN EARTHQUAKE 2011 = LISBON EARTHQUAKE 1755
歴史から学ぶ 東日本大震災2011年=リスボン大地震1755年
     htttp://hnagaya.net/apro.html  初出:2016年3月11日 更新:2020年5月2日 

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          永冶日出雄
      
HIDEO NAGAYA

     〈継続研究 2011年ー2016年〉
     リスボン大地震における
ポルトガル王権の緊急政策と社会各層の救援活動
        目   次  
ポルトガル王権による大地震緊急政策の開始
 第1節    震災第4日(1755年11月4日)防災守護聖人の日
   1  概況
   2  食糧の確保と供給
   3  食糧の輸送と車馬の点検
   4  水路による食糧輸送
   5  盗賊の逮捕と処刑
   6  盗品の押収と管理
   7  盗賊の広域捜査
   8  風紀の規制と徒食者の拘束
   9  軍隊による暴動防止
  10  アレンテージョからの支援
  11  港湾と水上の危機管理
  12  外国船舶の査察
  13   各地要塞での厳戒
 第2節    震災第5日(1755年11月5日)
    1  概況
    2  アルガルヴェへの支援
    3  セトゥーバルへの救援
    4  首都離散の禁止
    5  国外出航への査察
    6  遺体の埋葬と葬儀
 第1節    リベイラ王宮の壮観と壊滅
 第2節     ブラガンサ王家の家系と被災
 第3節    王権の統治機構と国務尚書カルヴァリョ
 第4節    緊急政策の基本史料ーその書誌学的課題
自由都市リスボンの中心ロシオ広場、円内は市政を主導する市庁参事会館
(親方衆二十四会館).。右隣が王立万聖病院、左隣後方はサン・ドミンゴ
教会、左端は異端審問所。
第1章 リベイラ王宮の壊滅とポルトガル王権の緊急政策 pdf

(左)フレイレ編 『リスボン大地震緊急政策編纂』1755年の危機管理と救援活動に
関するもっとも重要な史料。(右)オリヴィエラ編『リスボン市史公文書集成全18巻』
700年にわたる自由都市発展の公文書集成。大地震に関する史料は第16巻に収録される。

地震・津波・火災に直撃されたリスボン港とリベイラ王宮一帯

緊急政策を統率する国務尚書カルヴァリョ(ポンバル侯爵)
第3章 緊急政策と救援活動の推進 pdf
 第1節   大地震前夜(1755年10月31日) 万聖節前夜
 第2節   震災第1日(1755年11月1日) 万聖節
   1 概況 
   2 リスボン参事会会頭への勅令 
   3 国王軍兵馬総帥への勅令 
 第3節   震災第2日(1755年11月2日) 万霊節
   1 概況
   2 救援活動の統括的指令 
   3 食糧の確保と供給
   4 首都への軍隊出動
   5 遺体の埋葬とペスト防止
 第4節  
震災第3日(1755年11月3日)
   1 概況 
   2 飢餓の防止と食糧の供給
   3 水産物取引の免税
   4 近郊都市の穀倉管理
   5 資材の類焼阻止
   6 宝蔵の類焼阻止
   7
タバコ栽培園の防禦 
   8 国庫と港湾の危機管理
   9 海寇と海賊に対する防衛
   10 聖職者の救援活動
第2章 緊急政策と救援活動の開始 pdf